冬季の釣行についてです。

 

本日、雲津の赤壁で釣り人が波にさらわれて転落する事故がありました。
2人で山越えして行ったみたいですが、一人が赤壁の奥の馬の背で大波にさらわれたみたいです。
諸喰の組合にも救助要請があったのですが、この時化で船は出せず救助ヘリを待つしかありませんでした。
林道で見守る事しかできなかったんですが、転落した人はヘリで救助されました。
安否はまだわかりませんが、無事である事を願っております。

赤壁といえば、歩いて行ける地磯では一級ポイントで歩いて来てる釣り人をよく見かけます。
今日も寒気の影響で大ウネリが押し寄せてました。
どんなに大時化でも山越えすれば行けてしまうのが地磯歩きの落とし穴で、この時期は特にお気をつけください。
波を見ながら釣り座を決めてると思いますが、この寒気の入る冬季には予想を大きく上回る大波が来ることがよくあります。
季節風が吹き荒れて大時化になってる時は表に釣りに行くという無謀な人はいないと思いますが
一番気を付けていただきたいのがその後です。
どんなに西寄りの風が吹き荒れて北西方向からの波が続いても、風が南寄りになったり、風が弱まってきて波が落ち着く
傾向になっても必ず最後は北からの大ウネリが入ってきます。
場合によっては落ち着きかけた半日後に時間差で入ってくる時もあります。
島根半島は特にこのウネリの影響が強いと思います。
波高4mや5mの時化になった後の島根県東部の気象庁の予報を見て判断する方は波高が2,5mだの1,5mだのと
落ち着く予報の時は気を付けてくださいね!寒気のウネリは波高よりもウネリの周期が肝心ですので
思わぬ大波が頻繁に来る事が多々あります。
命あっての釣りですから気を付けてくださいね!
今回の事故は経験豊富なベテランの方だったみたいですが、海に絶対は無いので気を付けてくださいね!
釣行に行く前に何かあった時の事を想定して、救助要請などあらかじめシュミレーションしておくといいと思います。
後、歩いて行く際は、その地区の住人がいたら「山越えして来ます!」など声をかけておくといいと思います!
車が無くならなかったりと、異常を感じたら対応してくれますので!
諸喰もそうなんですけど、釣り人を見てないようで見てて、荒れてる時なんかは心配して見てるので
住人に顔や車を覚えてもらう事はいい事だと思いますよ!





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